海外赴任時の車処分方法について

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「赴任先へマイカーは持っていけるのか?」

 

海外赴任が決まり、特に購入したばかりの方や今の車に強い愛着がある方が一番最初に検討するのが「海外輸出」です。
しかし、車の輸出は引越しと違い、赴任地それぞれでの輸出規制、関税、車の仕様変更など手続きが非常に複雑です。
さらには、高額な輸送費や関税などがネックとなり、断念せざるを得ない方がほとんどです。
どうしても赴任地へ持っていきたい、調べたいという方は「中古車輸出専門機関」へお問い合わせください。

知人や親戚へ譲渡する場合の注意点

 

1つ目は「名義変更手続き」です。
特に譲渡側はこれから住民票を除籍し、海外へ渡航する方です。
一般的な譲渡と同じ感覚でいると「書類に不備があった」、「有効期限が過ぎていた」などの問題が発生する可能性が大きいです。
2つ目は「譲渡後の車両トラブル」です。
車は機械ものなので譲渡前後では何ら不具合がなくても、いつどのタイミングで故障するかは分かりません。
最悪の場合も想定して、手続きを進める必要があります。

 

専門の買取業者へ売却する

 

マイカーの処分方法として最終的に一番多いのが買取店や購入したディーラーへの売却です。現在、日本では数多くの買取店が存在し、どこも「高く買い取ります」を合言葉にTVコマーシャルや誌面広告などを通して大々的に告知しています。
実際に売却先をWEBなどで調べると「一括査定」というワードが頻繁に出てきますが、こちらは問い合わせをすると対象の業者から電話が殺到し、全てに対応しなくてはいけません。それなりの余力と時間が必要です。
業者選びの一番のポイントは「何を重視するか」を決めることです。金額、直前まで乗りたい、信頼できる業者などポイントはいくつかあります。これらを総合的に判断して慎重に業者選びを進める必要があります。

 

売却も譲渡もせずに残しておく

 

一時帰国の際などに車が使えるメリットはありますが、車は様々なオイルが循環して動く機械です。長期間放置すればオイルの劣化、バッテリー、タイヤなど消耗品の交換が必要になる可能性が大きいです。
定期的にエンジンをかけるだけでは電気系統の保護のみで、機関系にはほとんど効果はありません。定期的に走らせる必要があるのです。その他、車検代や自動車税、保険代、駐車場代などの費用も考える必要があります。
そして、マイカーの価値も考えなくてはいけません。1年、2年後には現在と同等の価値は期待できないでしょう。目先のことにとらわれず、帰国後のことも考える必要があります。